少子高齢化が進む我が国は、６５歳以上の高齢者数が３，５００万人を超える（見込み）２０２５年を目前としており、 介護を必要とされる高齢者や身体の不自由な方の「生活の質」を損ねず、いかに高めていくかが重要になりつつあります。

個々人の尊厳・自主性・やりがい等を保つためには、そのような方々の「行動範囲を妨げない」「行きたい所へ行ける喜び」を実現する為の「足」が必要不可欠です。

その「足」という大事な役割を担う福祉有償運送事業者が、現状多くの課題や問題点を抱えていることを実際の業務を通して実感したことから、 それに関わる分析や情報発信を行い、運用の効率化や稼働体制のネットワーク化により事業者の継続経営を助け、 利用者を主軸とした、行政、事業者の三者が、来るべく需要に対して、永続的に提供出来る、より安心で利用し易い福祉輸送を目指す事を目的としています。